ピュア形成外科医院は香川県高松市にある形成外科です。

形成外科PLASTIC SURGERY

形成外科ってどんな科?

近年、形成外科も何とか皆さまにその存在感が認められるようになってきましたが、いまだに「形成外科ってこんなこともするのですか」と言われることも再々あります。
医学書的には「形成外科とは、先天的・後天的な身体外表の形状、色の変化、すなわち醜状を対象とし、これを外科的手技により機能はもとより形態解剖学的に正常にすることを手段とし、個人を社会的に適応させることを目的とする科である。」と記されています。 現代社会では、外表の異常だけではなく美容的に劣っているだけでも個人にとっては大きな精神的負担となり、学業や社会生活に適応できないことが多々あります。
私どもの外来にも、アザがあるために登校拒否や対人恐怖症になっている学生の方や顔面の傷跡のために接客業ができなくなった、あるいは手術によって命は助かったが乳房が片方なくなり生きる張り合いがなくなったというような患者さまが多く訪れます。 これまで「病気ではないから」とか「機能的な問題はないから」と慰めだけで放置されていたことをそれだけで済まされないのではと感じます。事実、それらの患者さまから形成外科的手術やレーザー治療を行うことで、性格も明るくなり前向きな人生観を持つことができるようになったという声も聞こえます。それゆえ、形成外科的治療にもっと積極的であってよいと思われます。

院長  井上 普文

形成外科(保険診療で取り扱われる疾患)

  • 新鮮熱傷(やけど)
  • 顔面骨骨折および軟部新鮮外傷(特に顔面のけが)
  • 先天性外表奇形(唇裂・副耳・多指・合指)
  • 後天性外表変形・瘢痕・瘢痕拘縮(ひきつれた傷跡)・ケロイド
  • 皮膚外科(良性腫瘍・悪性腫瘍・血管腫・母斑などの色素沈着)
  • レーザー治療(先天性の各種アザ・血管腫・毛細血管拡張・外傷性色素沈着)
  • 再建外科(がんなどの手術による組織欠損)
  • その他:腋臭症(わきが)・多汗症・陥入爪(巻き爪)

右頬粉瘤摘出手術

局部麻酔で皮膚切開、摘出、縫合抜糸1週間までに1回の処置通院が必要です。

右頬母斑切除・皮弁作成手術

局部麻酔で母斑切除、補助切開で皮弁を作り欠損部を縫合します。抜糸1週間までに1回の処置通院が必要です。

顔面瘢痕形成手術

局部麻酔で瘢痕切除し、Z形成術、縫合をします。抜糸1週間までに1回の処置通院が必要です。

母斑細胞腫摘出・皮膚移植

左頬内側および上口唇褐色腫瘤切除、頬部は縫縮し余った正常皮膚を上口唇部に全層皮膚移植。術後6ヶ月の状態

基底細胞癌悪性腫瘍摘出及び再健

腫瘍辺縁1、2mm、深部は筋膜までを摘出し、鼻唇溝からの島状皮弁で再建。術後3ヶ月の状態

リスクと副作用

術後は腫れや内出血が1〜2週間続く場合があります。稀に治療部位が感染する場合があります。強い痛みや腫れがある方は、早めにご相談ください。術後は切開の方向に線状痕が残ります。

顔の良性腫瘍(2cm)を手術する場合

    • 初診:疾患・治療説明、手術日時決定、術前検査
    • 手術当日:局部麻酔で皮膚切開、摘出、縫合、ガーゼ・防水テープ固定(約30分)
    • 手術・組織検査・お薬費用 12,000円〜15,000円(健康保険3割負担の場合)
    • 通院:抜糸1週間までに一回の処置通院が必要です。

入院・全身麻酔が必要な場合

  • 全身麻酔が必要な手術
  • 乳幼児の広範囲のレーザー治療
  • 手術後の安静や全身管理が必要な場合
  • 遠隔地などで通院が困難な場合
  • その他、医師が入院加療が必要と判断した場合

このような入院が必要な場合、隣接の連携医療施設『財団法人三宅医学研究所付属三宅リハビリテーション病院』に入院していただき、両院の医師・スタッフによって診療させていただきます。

レーザー治療(乳幼児、全身麻酔)

  • 日帰り入院あるいは1泊2日

小耳症、軟骨移植手術(全身麻酔)

  • 7日〜10日入院
  • 自家肋軟骨成形枠移植手術
  • 耳介挙上手術

LASER:保険診療が可能なレーザー治療

  • Qスイッチアレキサンドライトレーザー

    • 外傷性色素沈着症
    • 太田母斑
    • 異所性蒙古斑

    Qスイッチルビーレーザー

    • 外傷性色素沈着症
    • 太田母斑
    • 異所性蒙古斑
    • 扁平母斑

    色素レーザー

    • 単純性血管腫
    • 苺状血管腫
    • 毛細血管拡張症

    炭酸ガスレーザー

    • イボ

治療内容

1. 診察、カウンセリング、テスト照射
治療効果の判定、レーザー設定のためにテスト照射を小範囲で行う場合があります。テスト照射をした場合は、後日に判定した後に本照射になります。
2. レーザー照射
レーザーの種類、出力などにより照射時の痛みはさまざまです。また患者様によっても痛みに対する感じ方には個人差があります。 基本的には指で弾かれる程度から輪ゴムで弾かれる程度ですので麻酔は必要としません。ご希望があれば麻酔シールを使用することにより軽減できます。また乳幼児では全身麻酔・入院が必要な場合があります。
3. レーザー照射後の経過・ご注意
  • レーザーの種類・出力などにより、照射部位が茶褐色のカサブタや紫斑ができることがあります。照射前に医師がカサブタの有無や程度の説明を行いますが、患者様による個人差もありますので、よくご理解の上、施術をお受けください。
  • 照射部位はできるだけ刺激が加わらない方が治療効果を高めることができます。
  • 施術後の洗顔・入浴、お化粧などについては医師の説明に従ってください。場合によっては施術後の1~2週間の間、お渡しする軟膏を塗布し、ガーゼやテープで保護していただきます。
  • レーザー照射後は紫外線による色素沈着を起さないようにするため、日焼け止めクリームやテープの使用により、紫外線の徹底的防止につとめてください。
  • 治療回数は、対象疾患の性質や場所・年齢により、3回から5回が目安ですが場合によっては8回から10回を要することもあります。治療間隔は、3ヶ月ごとが一般的ですが、場合により1ヶ月で再照射することもあります。

リスクと副作用

治療効果はすべての方に同じように出るわけではありません。効果出現の期間は1週間~3ヶ月と様々です。時には効果が無いことや、色素沈着がむしろ増加することもあります。このような色素沈着は一時的な場合が多く、3~6ヶ月でもとに戻ります。これらの予防・改善のために美白剤を処方することもあります。対象疾患の性質や場所・年齢・スキンタイプ・施術後の生活習慣などさまざまな要因が関係しますので担当医師の説明を受けてください。

保険扱いの場合の料金

生まれつきのアザをはじめ、治療費は保健適応が限られた疾患にのみ認められています。疾患の種類・場所・大きさにより異なりますので、詳しくは担当医師にご相談ください。

3割負担の場合の目安(1回あたりのレーザーのみの治療費負担)(2019年4月~)
アレキサンドライト及びルビーレーザー
範囲 金額
4㎠未満 6,000円
4㎠以上16㎠未満 7,110円
16㎠以上64㎠未満 8,700円
64㎠以上 11,850円
色素レーザー
範囲 金額
10㎠未満 6,510円
その後10㎠ごと 1,500円
170㎠以上180㎠未満 32,010円

LASER:自費扱いとなるレーザー治療(美容を目的とした治療)

  • シミ・ソバカス
  • 肝斑
  • ホクロ
  • 美顔、美肌
  • シワ、たるみ
  • にきび跡・毛穴
  • 刺青
  • 脂肪蒸散
  • 料金 自費の場合(税抜)
    テスト照射:6,000円、ワンショット直径3mm:300円、シミ直径1cm:3,000円
当院のレーザー設備機種
  • アレキサンドライトレーザー(シネロン・キャンデラ社:トライバンテージ)
  • ルビーレーザー(   社)
  • 色素レーザー(シネロン・キャンデラ社 VビームⅡ)
  • 炭酸ガスレーザー(シネロン・キャンデラ社)
  • QスイッチNDヤグレーザー532nm 1064nmトーニング(シネロン・キャンデラ社)
  • ロングパルスアレキサンドライトレーザー脱毛(シネロン・キャンデラ社)
  • ロングパルスNDヤグレーザー脱毛(シネロン・キャンデラ社)
  • フラクショナルCO2レーザー(シネロン・キャンデラ社)
  • NDヤグレーザーシステム脂肪蒸散(DEKA社)