ピュア形成外科医院は香川県高松市にある形成外科です。

腋臭・多汗症BODY ODOR / HYPERHIDROSIS

わきが(腋臭症)、多汗症

治療方法により、健康保険適応となりますので、詳しくは医師とご相談下さい。

ワキの汗腺(汗を分泌する細胞)

  • エクリン腺:多汗症の原因。全身に分布。透明・無臭だが酸化による汗臭。皮膚の浅い層に多く存在している。
  • アポクリン腺:わきがの原因。ワキ・陰部・耳に特有の臭いがあり皮膚の深い層に多く存在している。

保存療法

  • ワキ毛の処理
    ワキ毛を処理することにより、ワキに汗などの皮膚分泌物が多量に保持されるのを防ぎ、汗などの分解量を軽減できます。ワキ毛に関しても同じ原理です。但し、ワキ毛の処理・脱毛も腋臭臭の原因であるアポクリン腺に直接作用する訳ではないので、腋臭臭の軽減が目的の場合には不適切です。
  • 制汗剤
    これは、皮膚常在細菌を殺し、汗などが分解されるのを軽減することで臭いの発生も軽減させるものです。なお、塩化アルミニウムの配合された制汗剤の場合は、汗腺に対し直接作用するので汗そのものに対する効果も期待できます。
  • 内服薬
    胃潰瘍治療薬や精神安定剤の中には、多汗症に効果がある薬がありますので、医師にご相談下さい。
  • ボトックス注射
    シワの改善で知られているボトックスを注入することにより、汗の分泌を促進させる神経伝達物質アセチルコリンを抑制させ、発汗自体を抑制させます。1回の注入で4~6カ月間効果が持続します。

マイクロウェーブ療法(ミラドライ)

近年圧倒的に増加し、一般的になってきた治療法です。

わきの下の汗や臭い気になりませんか?

  • わきの下の汗や、においが気になったことがある
  • 人よりも汗をかいていると思ったことがある
  • 洋服のワキの部分が濡れたり、シミが出来るのが気になったことがある
  • 他人からにおいがすると言われたことがある
もし、ひとつでも当てはまったらミラドライが解決する可能性があります。

特徴

ミラドライなら皮膚を切ることなく、安全に施術が可能です。

  • 切らない=傷跡が残らない
  • 効果が早く、半永久的
  • 直後から通常生活可能
  • 腫れ、痛みが少ない
  • 発汗量、臭いの減量は80-90%

マイクロ(電磁)波エネルギーを利用して、汗腺にある水分をターゲットとして、 わきの下の汗やにおいの原因であるアポクリン腺・エクリン腺の機能をなくしていきます。 皮膚の浅い部分はクーリング作用、皮膚の深い部分のみにマイクロウェーブが作用するので、安全です。
わきの下の汗は、皮膚のすぐ下にある2種類の汗腺から出てきます。

  • エクリン汗腺(多汗症の原因)は、全身に分布。透明・無臭だが酸化による汗臭。皮膚の浅い層に多く存在しています。
  • アポクリン汗腺(わきがの原因)は、ワキ・陰部・耳に多く、淡黄色で特有な臭いがあり、皮膚の深い層に多く存在しています。

ミラドライ 外科的治療 ボトックス注射
皮膚切開 なし あり なし
傷跡 なし 残る可能性あり なし
治療時間 約1時間 約1〜2時間 約10分
ダウンタイム 短い 長い 短い
アフターケア なし 包帯固定あり なし
治療後の痛み 弱い 強い 弱い
通院回数 なし 抜糸等あり なし
翌日からの生活 支障なし 最低2〜3日安静の必要あり 支障なし
効果実感期間 治療直後 包帯固定がとれてから 早くて4〜5日目より
効果継続期間 半永久的 半永久的 約6ヵ月

ミラドライは皮膚を切ることなくマイクロウェーブ照射によりワキの汗腺を完全に破壊して、ワキの臭い・ワキ汗を解消する世界初のわきが・多汗症治療です。

手術療法

当院では、局部麻酔で行い、術後に通院処置(2週間で3、4回)を行います。いずれの方法もアポクリン腺を100%取ることはできず、減量にとどまります。特にエクリン腺は減量度が少ないようです。

  • 剪除法
    ワキのシワにあわせ、4~5㎝程度の切開を1本ないし2本入れて皮膚を裏返します。目で確認しながらハサミでアポクリン腺を切り取っていく方法です。
  • 切除法
    ワキ毛が生えている部分の皮膚を切り取る手術療法です。ワキの皮膚部分を大きく切り取るため、運動障害や大きな傷跡の後遺症が残る可能性があります。
  • 超音波吸引法
    ワキの中央を1cm程度切開し、超音波カニューレを挿入してアポクリン腺を破壊・吸引する方法です。
  • 中間法
    ワキのシワにあわせ、2~3㎝程度の切開を1本入れて目で確認できる範囲のアポクリン腺をハサミで切り取り、それ以外を超音波で破壊する方法です。
臭い軽減 固定期間 運動・作業制限 料金について
剪除法 約90%減量 1週間 1ヵ月 健康保険適応
切除法 約100% 1週間 1ヵ月 健康保険適応
超音波吸引法 約70%減量 2日間 2週間 180,000円(税別)
中間法 約80%減量 5日間 3週間 240,000円(税別)

治療の流れ

  • 1. カウンセリング
    ミラドライの説明や術後の注意点、想定される経過等を院長が丁寧にご説明いたします。
  • 2. マーキング
    発汗場所と毛のある場所に基づいて、治療用のテンプレートをワキへ複写します。
  • 3. 局部麻酔注射
    ワキの複数個所は麻酔を注射していきます。約10分程度で効果が現れます。
  • 4. ミラドライ照射
    治療目安は、片側20分程度。麻酔と機械の冷却機能により痛みを感じることはほとんどありません。
  • 5. アイスパックによる冷却
    最後にミラドライを照射した箇所を15分冷却します。

治療後の経過

一般的症状・副作用 持続期間
治療箇所の腫れ・痛み 1〜2週間
治療箇所の圧痛・違和感 2〜3週間
注射による内出血・施術後発赤 数日間
治療箇所の凹凸・硬化 4〜8週間

治療後の注意

  • 術後は安静にし、ハードな運動は控えてください。
  • シャワーは当日から可能ですが、入浴はしばらく控えてください。(ただし、治療箇所を過剰に濡らしたり温めたりしないでください。)
  • 痛みや腫れを緩和するために治療後2〜3日は定期的にアイスパックを脇の下に挟んで冷やしてください。(腫れが強い場合は鎮痛消炎薬を服用)

治療についてその他の注意

局所麻酔を注射するため麻酔のアレルギーのある方、また以前に手術等の既往がある患者様はこの治療をお勧めできません。妊娠中の方、ペースメーカーなどの体内留置電子機器を使用している方、酸素補給が必要な方は治療が受らけれませんので あらかじめご了承ください。また、アルコールにかぶれる方も出来ない場合があります。

治療費(税抜)
治療料金(両側):300,000円※消耗品込み
1年以内の追加:150,000円
※診察料、必要な場合のお薬代は除きます。

治療における問題点

腋臭症は、そのもの自体が嗅覚という感覚的な症状のため、もとの訴えが患者さま本人である場合と身近な人からの指摘であったりします。治療も100%の汗腺を取り除くことができないので、満足度に個人差がでます。医師として手術によりできることは、汗腺の数を減らすという物理的なことですので患者さまのご理解があれば治療することになります。